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異世代マジック -グローバルに生きる二人の人生-

  • 執筆者の写真: Kaaisan
    Kaaisan
  • 2024年3月24日
  • 読了時間: 4分

トーク会場の様子

「異世代が集うと、こんなに発見があるのか」というのが今回の学びでした。


2024年3月23日(土) 14時〜「キャリアと人生と、直感」をタイトルに 留学や就職、起業や出産に至るまでを考えるトークイベント&座談会を開催しました。


今回コラボレーターにお迎えしたのは、ソーシャルデザイナーで起業家でもある緋蘭さん。

(参考紹介記事はmadame FIGAROでの特集)



ーー

そもそも今回のイベントは、視座の違う人と人生を語りたいと企画したもの。


同年代の友達と話していても「わかる、辛いよね」以上に発展しづらいことも、世代や経験の違う人と話すと違う視点が見えてくるはず。とはいえ、圧倒的なカリスマの話だと、リアルさを感じられないこともあるんじゃないか。


そう思って、価値観や年齢が比較的近いだろう私の見ている世界と、ちょっと上のデキる先輩が見ている世界を同時に知れる機会が作りたかったのがきっかけ。(私も先輩の話聞きたいし)


フェイランさんは海外での留学・就労経験も、フリーランスや起業もしている上に、二児の母でもあるという人生経験の豊富な方。だからこそ、是非このテーマでコラボしたいと思っていました。




実際にやってみて、フェイランさんの軽やかな喋りで

・高校の休める日数ギリギリを先生と確認して、NZに留学に行った話

・カナダで古着屋のお姉ちゃんをしながら、既に個人でビジネスをしていた話

・アメリカでプラダを着た悪魔のような世界観で仕事をしていた話

・デザインの道に進んで数々の賞を獲り、古着スタイルのまま日本で会社員を始めた話

・大学や海外の方に向けた教育事業の経営と築250年の茅葺きの家の暮らし


デザイン品を見せる緋蘭さん

など数々の面白いエピソードを聞きながら、

(いかんせん彼女の人生が濃いので、1時間では足りず延長したけど)これ以上のお相手は居なかったなと感じました。



私のセクションでは、もう少し地に足ついた(たぶん)感覚で私の学生時代のこと、留学のこと、就職のこと・・過去のポイントを振り返りながら、自分の気づきや学びを共有することができて、みんなが「分かる」といった顔をしながら聞いてくれていたのが嬉しかったです。



ーー


そして、そんな私たちの話を一方的に聞いて終わるのではなく、

参加者同士でも意見を交換できたり、似た価値観を持つ仲間として出会う場になってほしい、と設けた座談会の場。



輪になって座談会を楽しむ様子

1時間は参加者みんなが輪になって話しました。


「働いていたけど違和感を覚えて退職。近々ワーホリに行く」という、過去の私のような状況の方の感想と質問に対して、私とランさんから答えたり


「大学を休学して留学するが、大手企業の内定ももらっている状況。帰ってからその企業で働くべきか、ベンチャー/中小で情熱を追いかけるべきか」という悩みに対して、私たちだけでなく他の参加者も加わって意見を述べたり。


「今の仕事に不満があるが、収入は下げたくない。それでも良い!というほど情熱のあるものを見つけられてもいなくて・・・」という悩みも、『分かる。でも踊り場的な時間があってもいいと思う』と共感している私と、『ときには投資することで、長期的に見ると大きなリターンになる』というランさんのコメントも視点の違いが出ていた気がする。


最後には、会場を提供していただいた「働く環境の総合商社」ウエダ本社の岡村社長から「どうせ人手不足で引く手数多だから、悩み過ぎずに好きにしたら良い」という一言。

人材業界をベースとした、面白いプロジェクトや仕掛けの生み出し手からのコメントは、大きな納得感がありました。


その会場のウエダ本社では やる気のある若者とユニークな企業を繋ぐプロジェクトもされているので、要チェックです!(イベント内で紹介したかったけれど、時間が無くて残念)


ーー



閉会した後も、各参加者が島になって話し込んでいたり、会場のシャッターが閉まっても名残惜しく話していたりを見て「まさに作りたかった景色だ」とニヤニヤしていました。


とはいえ、それはつまり時間/機会が足りていないということ。

実際に参加者の感想では「もっと長くてもよかった」「参加者全員の思いや悩みも聞きたかった」という要望をもらったし、今回のような機会や 時には座談会のみのようなイベントがあっても良いかもしれない!と思いました。




*今回のイベントは会場に来れない方でも参加いただけるように、オンラインでも配信しました。トーク部分は録画していますので、後日 https://kaaisan.myshopify.com/ に追加予定です。*



皆さま、ありがとうございました!


Kaai

 
 
 

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