IFCD2024 食を通して世界を学ぶ
- Kaaisan
- 2024年7月7日
- 読了時間: 3分
2024年7月6日(土)食を通して世界を学ぶイベントInternational Food Culture Day 2024を開催。今回はカメルーン、フランス、イギリスの食文化について学びながら 各国の料理で構成されたコースをご提供。
前菜としてオクラを使った煮物をサラダ風にしたゴンボをいただきつつ、カメルーンについて教わる。意外と暑くないというカメルーンの気候、そして実は日本人でカメルーンの「王子」になった方がいること、カメルーンでは家畜をしめるのは男性の仕事、料理をするのは女性の仕事になっていて業者が解体した肉を調理するわけではないことなどを学ぶ。
続いてフランスのワイン文化とアペロについての紹介。白ワインと赤ワインの製法の違い、ロゼワインの日本とフランスの製法の違い、そしてテイスティングの仕方などをワイナリー育ちのMarieがレクチャー。実家がワイナリーだと、7歳のときには初めてのワインを口にしたとか、お手伝いの途中でぶどうをこっそり食べたとか、ワイナリーは女系で継承されていくといったワイナリー育ちならではのエピソードにみんな興味津々。

その後メイン料理としてAndyが得意料理の一つオリジナルバーガーを提供し、食後の紅茶とビスケットと共にイギリスの紅茶文化についてユーモラスに紹介。
日本で紅茶を頼むと「レモンやミルクはどうします?」と聞かれるけれど、イギリスにおいては紅茶にレモンを入れるのは見たことがないとか、日本ではかなりメジャーな「アイスティー」もイギリスならあり得ない!という事実に一同驚愕。
私自身もフランスに住んでいた頃、夏の暑い日にアイスコーヒーを渇望してカフェで頼むと怪訝な顔をされて「自分でやったら良いんじゃない?」と言わんばかりにホットコーヒーと氷を渡された経験があるので(笑)やっぱりヨーロッパはそうだよね、という感じだった。
西は大分、東は神奈川・千葉から来た約25名ゲストに参加いただき(年齢も非常に様々で高校生から60代まで!)私もプログラムの合間では各テーブルをまわって皆さんとの会話を楽しむことができて非常に良かった。
アメリカ人の左官職人がいたり、お寺育ちの僧侶さんがいたり、休学してバンライフを始めようとしている学生がいたり。大分から親子3人で参加してくれた方、ガーナとウガンダで幼少期を過ごした方、これからワーホリに挑戦しようとしている方などなど、ユニークな方々が来てくれました。
イベント終わりには参加者同士で連絡先を交換している様子も多く見られ、まさに私の作りたかった景色だと感動。
ただ、実は今回は少し赤字を出してしまったのが反省点。
内容が悪かったのか、日程が悪かったのか・・来てくれた方の声は聞けても、来れなかった方の声を聞けないのが難しいところ。
今回は行けないけど、こういうイベントは続けてほしい!とか定期開催してほしい!という声はもらうけれど、これを叶えるためには次回以降はスポンサーを探すことも検討した方が良いのかもしれない・・。
とはいえ、無いものよりも有るもの!
ゲストの皆様と濃い時間を過ごせて良かった。
来てくれた皆さん、本当に本当にありがとうございました。
妊娠8ヶ月の体でイベントの企画や準備、司会/おもてなしに片付けまで、我ながらよく働いたんだけど、参加者の皆様が談笑して連絡先を交換している様子を見ると、そんな疲れも忘れて「頑張って良かった」と思うのでした。

コメント