日本文化の勉強法
- Kaaisan
- 2024年5月29日
- 読了時間: 3分
一度でも海外に出たことのある方ならきっと、
自分はどれだけ日本文化を知らないんだ!!!! と衝撃を受ける体験をしたことがあるんじゃないかと思う。
そして実際に、私の動画コンテンツを見てくれている人にはよく
「Kaaiさんはどうやって日本文化を勉強したんですか?」と聞かれることが多い。
わかる。
日本文化って、勉強しようと思っても、どうやって勉強したらいいか分からない。
とりあえず以下に、私がやったことを順番にまとめてみました。

①実体験しにいく
私は習うより慣れろ派でもあるし、手あたり次第に勉強するよりも自分が気になることから知りたいタイプなので、まずは足を動かしてお寺や神社に行き、肌で感じた。境内の看板やパンフレットを読んで、知らない言葉を調べるくらいで観光とあまり変わらない。
ちなみに京都近辺の方のみにしか使えないものかもしれないけれど、スケジュール帳でもある京都手帖を買うと、その日に行われる自社仏閣での祭事や季節でおすすめのお店(和菓子やグルメ情報なども)が載っているので、楽しい。
歴史系だけでなく、和菓子作り体験に参加したり、伝統文化ミュージアムのイベントに行ったり、お茶会に参加したり、興味の惹かれたものにはとにかく手を出してみた。
②教科書を読む
その後、京都には京都観光文化検定なるものがあることを知り、テキストを購入した。お寺や神社を宗派やエリアごとに紹介していて、それぞれの起源や特徴が解説されているほか、京都で行われる行事や京ことば、習慣なども少し載っている。
この検定は、通訳案内士と同等レベルとされる資格:京都ビジターズホストになるためにも必要なものでもあるので、情報は信頼できる。私は結局検定も受けてないし、ビジターズホストも(一時期は狙ってたけど)挑戦していません。。。。
ガイド関係の情報は、ビギナー向けに日本文化を総合的に網羅しているので とっかかりやすいはず^^
③専門書を読む
表面的な日本文化を知ったあとは、少し学術的な本を読んで、私たちの習慣や思考の裏にあるものを探りにいった。
簡単なものから難しくて寝ちゃいそうになるものまでたくさんあるけれど、特に私が参考にしたものはAmazonでまとめているのでシェア。
本を読む習慣がついてないとハードルが高いとか、通勤で運転が必要なので本は読めないという場合は、オーディオで聴いちゃうのが良いと思う。Amazonのサービスもあるし、日本語コンテンツが一番多いのはaudiobookだと思う。
ドンピシャではないけれど、文化的な違いを言語から見ていくのが好きであれば、ゆる言語学ラジオなどを聴くのも面白い。
④アウトプットをしてみる
実は一番大事なんじゃないかと思うのが、このステップ。
聞いて理解したことも、自分の言葉で説明しないと自分のものにならない。「頭から出る言葉と腹から出る言葉」とも言えるかも。自分がなんとなく理解したつもりになっていた箇所がわかるので 文章にしてみるでも、人に話してみるでも、アウトプットをしてみるのがおすすめ。
ちなみに私はコンテンツを作るときに都度インターネットで情報を調べ、自分でまとめていくなかで知識がついたと思う。極論、常にWHY?と考える習慣をつけること、そしてすぐに調べることが、知識をつける一番の近道かもしれない。
★記事を書いた人
Kaaisanjpという名前で日本文化を英語で紹介する動画を作るクリエイター。
TikTokにて8万人、Instagramで5万人のフォロワーを持つインフルエンサー、ライター。

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